「大丈夫」の話
前回あれだけ叫び散らかした、「RADWIMPSの大丈夫は嵐」の話をする!!いやしたいから!!私が勝手にしたいからもはや読まなくてもいいです!!(え)自己満です!!
でもこのまま突き進むのも悪いのでとりあえず、曲の紹介します!!
この大丈夫、は2019年夏に公開された映画「天気の子」の曲。
天気の子は私が初めて2回観に行った映画で、珍しく私が泣いた映画。ちなみに私と同様ほぼ泣かない友達と一緒に観に行ってその子も泣いていた。とにかく、私に刺さった映画。
そんな天気の子の中でも「愛にできることはまだあるかい」とか「グランドエスケープ」とかいくつか歌詞のある曲が出てくるんだけど、その中でダントツで好きなのがこの大丈夫って曲で。
歌詞が泣ける。歌詞が天才。つまり野田洋次郎は天才。
と、ここら辺で大丈夫を語る話はやめます、いくらでも語れそうで怖いから()
まぁそんな大好きな曲を聴いたら突然「嵐!」と閃いて(?)しまった話です。
映画の主題歌だけど、映画のストーリー抜きで大好きで勇気もらえます!!
ただ、嵐ってのは私が勝手に思ってるだけだから変に感じる箇所とかあるかもしれないけどそこは目をつぶっておいて!!お願い!!笑
個人的に、今の嵐にピッタリだと思ったよって話ね。
時の進む力はあまりに強くて
足もつかぬ水底 必死に「今」を掻く
年末が来るという焦りを心のどこかで思いながら足掻いている今にピッタリじゃん。
時間は戻らないし止まらないし進む一方だけど足掻いちゃうみたいな。
流れる空に横たわり
水の中 愚痴と気泡を吐いていた
これさ、流れる空に横たわってるんだよ??
愚痴吐いて、呼吸して、流れるままに身任せて生きてるわけ、時が流れるのはしょうがないよね、って。
そしたら、
世界が君の小さな肩に乗っているのが僕にだけは見えて泣き出しそうでいると
って状態に陥る。
私だけに、ファンだけに見えてるのか、って言われたらわからないけど、嵐を応援している人間として、嵐見てると泣きたくなってくることある。
なんか、「この人たちが抱えているものってなんなんだろう、何を、どんな大きなものを抱えて、嵐ってグループを背負って生きてるんだろう」みたいな。
「大丈夫?」ってさぁ 君が慌てて聞くから
「大丈夫だよ」って僕は慌てて言うけど
少し後ろ向きになってる私たちに、「元気出して〜!」って言ってくれるのはいつも嵐の5人だし、私たちは反射的に「大丈夫」って言うじゃん、嵐大好きだから、5人の悲しい顔見たくないから。
あー。嵐とファンの関係が泣ける。
なんでそんなことを言うんだよ
崩れそうなのは 君なのに
嵐って儚いよね。よく本人たちも「一度喧嘩したら終わり」とか「みんながバランスとってる」みたいなことを言ってるけど、それってつまり、どこか一箇所が崩れたら「バラバラ」って粉々になってしまうような。そんなイメージが私にはあって。
ここがめちゃくちゃフィットした。
いつだって崩れそうなんだよ、少し触ったら崩れちゃう。
(ただ、自論なんですけど、あの5人が大好きな嵐をそんな簡単に辞められたり崩せたりする人たちじゃない気もするんだよね。)
2番はとにかく嵐。
安い夢に遊ばれこんなとこに来た
とか嵐じゃない??10代の夢がこんなに大っきなグループになってるんだよ。
君がいると何も言えない僕がいた
君がいればなんでもやれる僕がいた
世界が君の小さな肩に乗っているのが僕にだけは見えてかける言葉探したよ
頼りないのは重々知っているけど僕の肩でよかったら好きに使っていいから
とかさ、なんとなーく嵐じゃん。
私は嵐じゃないからわからないけど、雰囲気が嵐じゃん。
君と僕の関係が嵐じゃん。
「嵐の嫌われ役は俺がやる」な二宮くんも、「(5×20の)右側の数字が増えることも凄いけど、左側の数字が変わらないことに意味がある」な翔くんも、
「喧嘩したことがないからって本音が言えないわけじゃない。本音が言い合えるから喧嘩の必要性がないんだよ」な潤くんも、
「嵐で誰かが1番なんじゃない、5人で1番」な智くんも、
「メンバーの顔見てるだけで幸せ」な相葉くんも、
なんだかここに詰まってる気がした。
で、そんなこと言ってたら「君はマセた笑顔でこの頭を撫でるんだ」だよ?
私の思う嵐と一致。ピタッとはまった。
とにかく2番の歌詞から嵐だな!ってめちゃくちゃ感じた。
で、こっからのラストスパート。
取るに足らない 小さな僕の
有り余る今の 大きな夢は
ちっぽけなファンの、沢山のファンの中の1人の、おっきな夢は。
人類の中の1人の、大きな夢は。
君を大丈夫にすることじゃなくて、
君の大丈夫になること
あー、号泣。全然泣かないタイプなので、涙流してないんですけど、感情が号泣してる(?)。
君を「大丈夫」にするのは、極端に言えば簡単じゃん?簡単じゃないけど、誰でもある程度はできると思うの。
悩みを聞いて、解決策を考える、解決策を与える。まぁ、そんな簡単に行く悩みなんか全然ないんだけどね。
「大丈夫」にする、という行為ではなくて、君の「大丈夫」になる。
君にとって「大丈夫にしてくれる」存在ではなくて「大丈夫」な存在。
ここで、大丈夫の意味について。
名詞として
・立派な男子
形容動詞として
1.危険や心配のないさま。まちがいがないさま。2.極めて丈夫であるさま。非常にしっかりしているさま。
副詞として
・良い結果になることを信じ、それが確かであることを保証するさま。まちがいなく。たしかに。きっと。
上記から、「君を大丈夫にする」とは「君を危険や心配がないようにする」ということで、
「君の大丈夫になる」とは「君の危険や心配がないような存在になる」ということ、
もしくは「君にとっての立派な男子になる」という意味になる。
つまり、「君を大丈夫にする」というのは、「君の心配を取り除く」ということ。
「君の大丈夫になる」とは「君にとって安心してもらえる存在(君を支えられる存在)」になると解釈できる。(私はそう解釈した)
で、もう「僕」と「君」を、
嵐のメンバーだったり、そもそも嵐という概念だったり、自分自身や嵐ファンだったり、置いて考えたらエモい。
言葉にするのがもったいないし、私の語彙じゃうまく伝えられない。なんか、雰囲気が、泣けてくる。
私は、嵐がなんなのかわからない、嵐ってグループだけどいわば概念なのか、はたまた偶像なのか。
だから、この嵐のメンバーじゃなくて「嵐」を「君」においてメンバーを「僕」におくと言葉にすることのできない空間が出来る(気がする)。
そして、今度は、泣き出しそうな僕に「大丈夫?」って聞く君に向かって、
僕は、「大丈夫」って笑って答えるの。
慌ててじゃなくて、笑ってるの。
その理由が、
なにが僕らに降りかかろうとも
きっと僕らは大丈夫だよと
僕は今日から君の「大丈夫」だから
すごくない??
慌てて、とっさに「大丈夫」って言ってた「僕」が、
『僕が君の大丈夫になるんだから、何があっても心配ないよ!』って思って、笑いながら「大丈夫」って言ってるんだよ??
「君」と「僕」の関係が完全に支え合いじゃん。
「僕」が「君」を支える存在になる!って言ってるけど、「僕」がそんな風に思い始めて、自信を持ったのは「君」のおかげで。
尊いってこういうことなのかもしれない。
この曲は、ここまで総括して、なんとなく雰囲気が嵐だなって思った。
さっきも書いたんだけど「君」と「僕」に、「嵐」とか「嵐のメンバー」とか「嵐ファン」とか。
入れてなんとなーく雰囲気を感じると、
泣ける、共感したいな、って話です。
ここまで読んでくれた人!ありがとう!笑
長すぎて自分でも笑っちゃったよ〜!!
でも楽しかった〜!